コートジボワールと女性レイプ

毎日新聞で次のニュースを読んだ。

   「コートジボワール:暴徒が仏女性に性的暴行 仏国内に衝撃
   治安の悪化している西アフリカ・コートジボワールで、暴徒化した政府支持者が
   在留仏人女性に性的暴行を加えていた事実が表面化、仏社会に衝撃を広げている。
   ・・・・・・・・仏政府はバグボ大統領に圧力を強めている。

このニュースはこちらでもいろいろ伝わっているが、耳にしてまず最初に浮かんだことは、
「沖縄はどうよ!」 だった。

暴徒でなく、米軍兵士がいきなり家の中に入ってきて驚いた女性のニュースを思い出した。
相手がアメリカなら国際問題にならなくて、日本政府も圧力かけやしなくって、
アフリカの暴徒なら「野蛮人って言ってもいいのかぁ」って、偏屈な気持ちになってしまった。

次に思ったことは、「コートジボワールの暴徒は、よっぽどフランス人が嫌いなんだなぁ」、と
いうことだった。

もちろんレイプなんて絶対イヤだけど、レイプされそうな場所とかわたしはあまり行かないし、夜遅く1人で歩くとかもしない。でも、やばそうな経験はある。都内のある通りをわりと夜遅く歩いていたら、物陰に隠れていた車椅子の男性が、「あの、お願いがあるんです」、「やって下さい」と悲痛な顔で迫ってきて困ってしまったこともある。「ダメ」って手を振って断ったけれども、帰り道で「そういうものは、お互いよく理解しあってからこのことでしょ」って独り言をつぶやきながら、「ちゃんと説明してあげればよかったな。好きじゃないも何もわたしはまだあなたのことを何にも知らないし、好きになっちゃったらそりゃ、わからないわよ。もし車椅子だから嫌われちゃったと思われたら、そのほうがなんかかわいそう」って悲しい気持ちになったことを今でもよく覚えている。

話が思い切りそれてしまった。元に戻すと、レイプされるのは絶対ごめんだ! 
とはいえ、もしされそうになったら、どうなるのだろう。冷静でいられるか。そう思ったとき、
「エイズになるのはイヤだからこれ使って」とコンドームを差し出した女性の逸話を思い出し、彼女はすごいなあ、とあらためて敬服してしまった。

また、それた。しかし、ソレついでにもう一話。アルジェリア系フランス人の女の子の話だ。
「アラブ圏でレイプされるフランスの女の子は、タンクトップで足出して歩いているからよ。襲われたって、文句言えないわ。わたしなんか、ぜったい腕も足も隠すもん!」と、タンクトップから豊満な胸の谷間をむき出し、タバコの煙を吐きながら彼女はそう言った。灰を落とした弾みで胸がぶるんぶるん揺れた。そりゃそうだよなぁ、と妙に説得されてしまった。

もういい。それてばっかなので、話題をちょっと変えます。やはり上記の毎日新聞の続き。

    仏軍の報復攻撃に憤った群衆による在留仏人襲撃が発生し、
    在留仏人約1万4000人のうち約2500人が13日までに国外へ脱出した。

コートジボワールに30年も住んでいて財産も何もかも全部そちらにあるのに、着の身着のまま逃げたため、全てを一夜でなくしてしまった人もあるという。

でもなー。やっぱりマユツバだ。どっちが悪いんだろうと思う。
2年前にコートジボワールにやってきたフランス軍は、在留仏人の生活を守るため派遣されたらしい。
もし、麻布や六本木に住むアメリカ人やガイジンの命を守るため米軍や国連軍が東京タワーの周りで銃を持って立ってたら、わたしは怒るぞ。石投げちゃうかも。でもそんなことしたら、マシンガンで撃たれて脳みそ吹っ飛んじゃうかも。でも、生き続けられたら、怒りで爆発しちゃってた。どっちにしても木っ端みじんになるのはおんなじだ。
いやだよなぁ。自分の国で、でかいツラされたら、イヤだよなぁ。と、ここまで考えて思った。
このニュース、ガイジン側に立って書かれていません?

そして同じニュースの最後の行。

   性的暴行にあった外国人女性の数は不明だが、仏軍報道官は
   「暴力行為、性的暴行・未遂の犠牲者は数十人」と推定。
   在留仏人組織代表は「暴力行為37件のうち3~4件は明らかな性的暴行だった」
   と話している。 毎日新聞 2004年11月13日 21時09分

なんだ、本人の告白じゃないのか。
又聞きか、又聞きの又聞きか、又聞きの又聞きの又聞きか、又聞きの又聞きの又聞き・・・で書かれたフランス語のニュースの翻訳が、編集者の手を経て、掲載されているわけか。
自分のレイプ未遂事件を真剣に思い出して損しちゃった。
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by hamster_paso | 2004-11-16 00:33 | 超わかり易い国際政治política