スペインとスウェーデン

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ストックホルムは限りなくパリに近くてちょっと異質な町だった。
写真はストックホルムの街角で撮った1枚。

石畳や色が非常に似ているので、
うっかりするとパリにいる錯覚を味わった。

けれど、
全身水色ジャージ姿のかわいこちゃんが犬をなでていたり、(しかも靴は金色!)
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ズボンに白い靴下を合わせているおばさんがいたり。
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私の生活感と通じる空気が流れていて、温かい気持ちにさせてくれた。
敷居が高い場所だと思っていたら、全然そうじゃなくてホッとした、という感じ。

スペインは、ストックホルムよりも日本から遠いのに、さらに庶民的でわれわれに近い。
われわれに近いというより、精神構造がどこか台湾の人々に似ていて、
違う国に来たのに同じ国に戻ってきたような気持ちになることがある。

近所に住むフランス人の女友達は、スペインのお行儀の悪さを批判しつつも、こう言った。

「でもね、スペインのほうが人間味があると思わない? 人と人の関係が近いというのかしら。
その証拠にね、スペインに来てはじめて、人生最初の女友達ができたのよ」

わかるわかる。スペインも、フランスに限りなく近くて、非常に遠い。
EUはひとつでも、国々を拡大鏡で見てみると、いろんな違いが見えてくる。

では、スペインとスウェーデン、全然違う二つの国の接点は?
もっとスウェーデンに通わないとわからないよぉ、と悩んでいたら、
なんとこれが以外と近くにあったぁ~~~♪

トレドの街角で、スウェーデンの古い楽器ニッケルハルパを弾いている女の子がいたのだ!
Ana Alcaide (アナ・アルカイデ)ちゃん。
(すでに日本語で彼女の情報があるところがすごい! Moondownさん、世界音楽ぶらり旅さん、彼女にはURLを渡しました!すごく喜んでいましたよ!!)

鳥類学者としてスウェーデンに渡り、毎日森で鳥の観察をしていたアナちゃんは、偶然ニッケルハルパに出会ってこの楽器の虜になり、とうとうプロの奏者になってしまったのだ。その楽器で、15世紀までスペインにいたユダヤ人(セファルディ)の音楽を弾いているのだから、興味深い。

今度、アナちゃんに、スペインの目からみたスウェーデンについてたっぷり聞いてきますね。
お楽しみに!!
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by hamster_paso | 2008-10-25 01:06 | 北欧で Scandinavia