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【写真】ムンクの叫びを思わせる家

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トレドという街は、石畳と迷路でできていると言っても過言ではないと思う。
そして、その石畳や迷路は極めて細く、車さえ通れない道もある。
道の両側には、道なりに丸みを帯びた古い建造物の壁が、延々と続く。

この土地に家を作り町を築いた人々は、古代ローマであり、日本で大化の改新が起きた頃ここに王国を作ったゲルマン民族系の西ゴート族であった。西ゴート王国は、平安時代あたりに、シリア方面から北アフリカを経てやってきたイスラム教徒たちにのっとられた。アラブ人たちは、古い家を壊し、あるいは建て増し改築して、自分たちの家を作った。彼らの家はまた、日本の安土・桃山時代ごろにこのアラブの王国を征服したカトリック教徒により、継承された。今でも、アラブ風の家に住む人々は多い。私の家も、植木鉢がずらりと並ぶ二階の回廊にからアラブ式パティオを眺めて楽しめるし、壁もアラブ式モザイクが貼りめぐされている。

今年3月にマドリードで列車爆破テロが起きた。犯人たちはイスラム過激派だった。モロッコ移民が多いスペインでは、大変敏感な問題になった。新聞記者はイスラム教モスクに赴き、聖職者にインタビューをした。聖職者はこう応えた。

「いつか、聖地グラナダを奪還するのだ!」

このフレーズだけを読むと、気のふれた人の言葉のように響くだろう。
でも、わたしは、「そりゃ、そうだろうなあ」と思い、むしろ聖職者に同情した。
トレドで400年、グラナダで800年も、権力の座についていたアラブ人。その後、レコンキスタや「異端審問」で、カトリックが権力を掴むことに成功した。
今世界で起きていることの本質を知るには、もってこいの街かもしれない。

そういった背景を持つ古い建造物がひしめくトレドでは、まっすぐの壁やまっすぐの柱を見つけるのがかなり困難だ。写真を撮り始めて、そのことに真っ先に気づいた。
垂直か水平の線にカメラの位置を合わせて撮ると、かならずどこがが曲がっていたり、歪んだように写るのだ。おかげで、不思議な写真がたくさん撮れる。
この写真も、この夏の収穫の一枚です。
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by hamster_paso | 2004-11-30 00:22 | foto スペイン Spain

濡れ縁

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by hamster_paso | 2004-11-28 09:48 | foto スペイン Spain

壁にかかる影

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影の色があまりにも濃いので、影に見えないことがあります。
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by hamster_paso | 2004-11-28 09:41 | foto スペイン Spain

大統領ウゴ・チャべス、カリスマを放つ瞬間

今月22、23日、ウゴ・チャベス大統領がスペインを訪問した。
今年8月、国民投票で、続投の熱い支持を得たベネズエラ大統領だ。

彼は、クーデターを起こし、大統領になった男だ。ベネズエラは石油大国なので、金持ちは富を独占。メディアも独占。アメリカにぴったり寄り添い、貧乏人の教育も食卓も顧みなかった。

そんな体制に不満を持った男、ウゴ・チャベス。92年のクーデターは未遂に終わり、逮捕されたが、94年恩赦で出獄。その後、貧困層へぐんぐん接近、彼らのよりよい将来を約束し、信頼を得る。そして98年の選挙で大統領に選ばれたのだった。

貧しい人々に無料で教育を施す。石油で得た富を分配する。そういう「いいこと」を考える人間は、甘い汁を吸ってきた人間にとって、常に疎ましい存在だ。そして、“疎ましい人間”の前には、たいてい、恐ろしく意地汚くて巨大な黒い影が立ちはだかる。甘い汁を吸う人間は、いつもそういう黒い影の背後にぴたりと身を隠し、たまにちょいと顔を出しては、石を投げ、石を投げては姿をまた隠す……。つまり、卑怯なやつなんだ。真直ぐ正々堂々と生きる者を“疎ましい”と感じるなんて、心が疚しい(やましい)んだよな。

昔働いていた会社に、そんな奴がいたっけ。結構真直ぐにモノを言うわたしには、石が結構飛んできた。石が投げられてくるたびに、私はそれを素手で掴み取り、奴らめがけて投げ返してやった。最初は鬼の首捉えたと喜んでいたやつらも、私が石を投げ返したとたん、借りてきた猫のようにおとなしくなった。次の日から、わたしを「さん」づけするほど、ヤワだった。相手にするには、ちょっと物足りなかったな。なんてね。

ウゴ・チャベスが相手にしなければならないヤツらは、アメリカだったり、南米を牛耳るスペインの巨大企業だったりと、途方もない巨人ばかり。こんな巨人に張り付き甘い汁を吸っていた蛭(ひる)たちは、数では貧民より少なかったということだろう。チェベスは、ちょっとやそっとでは転ばないほどの大量の貧民を味方につけた。それだけ貧乏人が多いということでもあるし、彼らの「人生を変えたい!」「せめて人間らしく生きたい!」という願いもまた、ひときわ強いのだと思う。

ところが、貧民パワーに押されて甘い汁を吸いにくくなった人間というものは、そのたびに巨大な黒い影を動かし、汁を吸いやすくしようと働きかけるものだ。巨大な影とは、ベネズエラにおいては、言うまでもなく、アメリカであり、アメリカのコバンザメみたいない一部のスペインの政財界人。彼らは、2002年にはチャベス政権を乗っ取ろうとするクーデターを起したし、今年8月には、チャベス大統領を辞めさせるために、国民投票まで仕組んだ。

思えば、常に敵に狙われているチャベス大統領。すごく強そう。
一瞬ブサイクなんだけど、じっと見ていると、超セクシー。

そんなチャベス大統領は、竹を割ったようにスカッとした人だった。
スペインのテレビで流された1時間あまりの記者会見生中継で、はじめて、衛星録画でないチャベス大統領の“ナマ”の顔を見た。あ、生出演の“生”ということで。

彼、生きているのだ、表情も、言葉も。目が輝いていて、自信に満ちているようだった。
「かかってくるなら、かかってきてみな」とでも言いたそうな肩だった。
目の前で本物を見たら、輝く勢いというか、彼の「気」の力で後ずさりしたくなるかもしれない。
鋭く純粋な目や大きな体から発する光に包まれて、幸せな気持ちになってしまうにちがいない。
テレビで見ただけなのだけれど、テレビで見るおなじみの政治家と、光り方が、ぜんぜん、違うのだった。表情と表情の間に、夢中に生きている喜びのような充実感があって、厳しい顔と笑顔が交互に現れるものだから、自然にぐいぐい画面に引き込まれてしまった。誇張ではなくて本当に、心臓が高鳴ってしまって、いつのまにか手をぎゅっと握りしめていたりもした。
つまり、私、すごくコーフンしてしまった。

「スペイン政府(元首相のアスナール)も絡んだクーデターを今どう思っているのか」という記者の質問に対して、一瞬目を光らせたものの、チャベスはこう応えた。

「カリビアンの歌にこんなのがあるだろう」

そして、いきなり肩を揺らし、振りをつけて、サルサを歌い始めた。

「♪昨日の新聞なんて~、誰も読まないよ~♪」

こんな大統領、初めて見た。正々堂々としていた。すごく、かっこよかった。

約1時間あまりの記者会見があっという間に終わり、テレビ画面は、続いてニュースを伝えるアナウンサーの顔に戻ってしまった。
これほど終わったことを残念に思う記者会見など、滅多にない。
もっと見たかったな。もっと話を聞きたかったな。
そして、もっともっと、チャベスのサルサを見たかったよ。
「ずっとそばにいたかったのに……」と、なんだか急に切なくなってしまった。涙が出そうだった。

「まさか、“恋”?」
「……じゃねーべーなー」と心で疑念を拭い去ろうとするも、あの姿がまぶたの裏にしっかり焼きついて離れないのだった。
いいなぁ、ベネズエラ人。ウゴ・チャベスが大統領だなんて、チョ~うらやましい。
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by hamster_paso | 2004-11-26 09:29 | 超わかり易い国際政治política

【写真】鍵穴の向こう側

散歩の途中、廃墟を見つけた。古い木の扉も壁もまだ残っていた。むしょうに気になった。

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おずおずと、鍵穴の向こうを初めて覗いた。なんだか美しい木があった。

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次に覗いたときは、ネコがいた。

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ネコは、もう一匹ネコを見つけると、シッポを立てて走り去ってしまった。

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今度覗いたときには何が見えるだろう。世界をめくるとまた世界があるようで、たのしいな。

こんな世界ばっかりなら、いいのにな。
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by hamster_paso | 2004-11-19 01:20 | foto スペイン Spain

アメリカの警察に暴力を受けた中国人女性

これは2004年7月25日付で、中国ヤフーに書かれている記事の中から見つけた。
http://cn.news.yahoo.com/040725/71/24guu.html

エステ器具販売をビジネスとしている趙燕さん(37)は商用でアメリカを訪れ、ついでに友達とナイアガラの滝に遊びに行った。記念写真を撮っているとき、ふと明かりのついた小屋が目に入り、興味を持って近づいた。しばらくすると中から国土安全部の警備員が出てきた。驚いた友達は逃げてしまったが、「なにも悪いことをしていないのに」と逃げた友達を不審に思いその場に残った趙燕さん。ところが、いきなりトンガラシの粉入り水を目に吹きかけられてしまった。そして痛がり目を押さえるているすきに、髪の毛を引っ張られながら土下座をさせられ、革靴で顔面を思い切り蹴り上げられた。そのとき新たに数人の警察が現れ、助けられるどころか、腕を背中に回され手錠をかけられたうえ、さらに蹴られ殴られ続けたため、鼻血が飛び散った。それでも、片言の英語で必死に旅行者の身分であることやパスポート、ビザ、往復航空券を持っていると説明。携帯電話もカメラも地面に叩きつけられ、鞄もほうられた。そんな中、1人が彼女のパスポートをめくり、ようやく誤解であることが判明したという。

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「これまでいろんな国に行ったけれど、こんな野蛮な国はアメリカだけ」
「今でも警察服の男性や、英語を話す外国人を見たら震えてしまう」と話す趙燕さん。

あれから4ヶ月あまりがたとうとしているけれど、心の傷は癒えたのだろうか?

趙燕さんは、どうしてこんな暴力をうけたのだろう? 不法移民だと思われたのだろうか。
不法移民はいつでもこんな暴力を受けてしまうのだろうか?

コートジボワールでレイプされたという欧州女性たちも、イラクの刑務所の男たちも・・・・・

世の中、もうだれも暴力を止められないような気がして恐くなる。
暴力シーンのある映画が宣伝されただけでも、うんざりしてしまう・・・・・・。
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by hamster_paso | 2004-11-18 01:01 | 超わかり易い国際政治política

イラク人負傷者を射殺した瞬間のビデオ

「射殺事件に市民ら反発 中東TVが映像放映」は、ライブドアの国際ニュースで見つけた共同通信の記事タイトルだった。日本のテレビは放映したのだろうか。すごく気になる。

   【バグダッド16日共同】イラク中部ファルージャのモスク(イスラム教礼拝所)で米兵が    イラク人負傷者を射殺、米軍が戦争犯罪の疑いで捜査を始めた事件で・・・

遅い朝ごはん用のコーヒーを台所から運んできたときに、画面が目に入った。
引越し荷物を運び終わったかのような、なんとなく埃のただよう建物内部には窓ガラスから青っぽい光が差し込んでいて、画面右下部には、ボロに包まれた人間の体のようなものが、ふたつ、転がっていた。画面の左側に米兵らしき数人がうつり、イラクだとわかった。
その瞬間、話し声とともに銃声。倒れている人に向けて、米兵が数発、撃ち込んだ。
米兵は後ずさりしながら、画面手前の二人の向こう側に倒れている体に向けて発砲。
画面左中央の柱の下に倒れていた体からは、手がよわよわしく伸び、血のついた指が柱の壁を触った。何かを書こうとしていたように見えた。
その途端、兵隊が銃を斜め下に構え、再び弾の爆発音。空をさまよっていた手は下にがくっと落ちた。

なんでこんなことするんだろう・・・・・

(夜、再度同じビデオが放送された。米兵がモスクの外から中に入る様子から始まった。
撃たれたのは、真ん中に横たわっていた体だった。柱に何かを血で書こうとした男性は、ビデオの中では撃たれていなかった。落ちたと見えた手をしきりに振っていた。米兵は少し後ずさりしたが、ビデオの紹介はそこで終わっていた)
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by hamster_paso | 2004-11-17 00:18 | 超わかり易い国際政治política

コートジボワールと女性レイプ

毎日新聞で次のニュースを読んだ。

   「コートジボワール:暴徒が仏女性に性的暴行 仏国内に衝撃
   治安の悪化している西アフリカ・コートジボワールで、暴徒化した政府支持者が
   在留仏人女性に性的暴行を加えていた事実が表面化、仏社会に衝撃を広げている。
   ・・・・・・・・仏政府はバグボ大統領に圧力を強めている。

このニュースはこちらでもいろいろ伝わっているが、耳にしてまず最初に浮かんだことは、
「沖縄はどうよ!」 だった。

暴徒でなく、米軍兵士がいきなり家の中に入ってきて驚いた女性のニュースを思い出した。
相手がアメリカなら国際問題にならなくて、日本政府も圧力かけやしなくって、
アフリカの暴徒なら「野蛮人って言ってもいいのかぁ」って、偏屈な気持ちになってしまった。

次に思ったことは、「コートジボワールの暴徒は、よっぽどフランス人が嫌いなんだなぁ」、と
いうことだった。

もちろんレイプなんて絶対イヤだけど、レイプされそうな場所とかわたしはあまり行かないし、夜遅く1人で歩くとかもしない。でも、やばそうな経験はある。都内のある通りをわりと夜遅く歩いていたら、物陰に隠れていた車椅子の男性が、「あの、お願いがあるんです」、「やって下さい」と悲痛な顔で迫ってきて困ってしまったこともある。「ダメ」って手を振って断ったけれども、帰り道で「そういうものは、お互いよく理解しあってからこのことでしょ」って独り言をつぶやきながら、「ちゃんと説明してあげればよかったな。好きじゃないも何もわたしはまだあなたのことを何にも知らないし、好きになっちゃったらそりゃ、わからないわよ。もし車椅子だから嫌われちゃったと思われたら、そのほうがなんかかわいそう」って悲しい気持ちになったことを今でもよく覚えている。

話が思い切りそれてしまった。元に戻すと、レイプされるのは絶対ごめんだ! 
とはいえ、もしされそうになったら、どうなるのだろう。冷静でいられるか。そう思ったとき、
「エイズになるのはイヤだからこれ使って」とコンドームを差し出した女性の逸話を思い出し、彼女はすごいなあ、とあらためて敬服してしまった。

また、それた。しかし、ソレついでにもう一話。アルジェリア系フランス人の女の子の話だ。
「アラブ圏でレイプされるフランスの女の子は、タンクトップで足出して歩いているからよ。襲われたって、文句言えないわ。わたしなんか、ぜったい腕も足も隠すもん!」と、タンクトップから豊満な胸の谷間をむき出し、タバコの煙を吐きながら彼女はそう言った。灰を落とした弾みで胸がぶるんぶるん揺れた。そりゃそうだよなぁ、と妙に説得されてしまった。

もういい。それてばっかなので、話題をちょっと変えます。やはり上記の毎日新聞の続き。

    仏軍の報復攻撃に憤った群衆による在留仏人襲撃が発生し、
    在留仏人約1万4000人のうち約2500人が13日までに国外へ脱出した。

コートジボワールに30年も住んでいて財産も何もかも全部そちらにあるのに、着の身着のまま逃げたため、全てを一夜でなくしてしまった人もあるという。

でもなー。やっぱりマユツバだ。どっちが悪いんだろうと思う。
2年前にコートジボワールにやってきたフランス軍は、在留仏人の生活を守るため派遣されたらしい。
もし、麻布や六本木に住むアメリカ人やガイジンの命を守るため米軍や国連軍が東京タワーの周りで銃を持って立ってたら、わたしは怒るぞ。石投げちゃうかも。でもそんなことしたら、マシンガンで撃たれて脳みそ吹っ飛んじゃうかも。でも、生き続けられたら、怒りで爆発しちゃってた。どっちにしても木っ端みじんになるのはおんなじだ。
いやだよなぁ。自分の国で、でかいツラされたら、イヤだよなぁ。と、ここまで考えて思った。
このニュース、ガイジン側に立って書かれていません?

そして同じニュースの最後の行。

   性的暴行にあった外国人女性の数は不明だが、仏軍報道官は
   「暴力行為、性的暴行・未遂の犠牲者は数十人」と推定。
   在留仏人組織代表は「暴力行為37件のうち3~4件は明らかな性的暴行だった」
   と話している。 毎日新聞 2004年11月13日 21時09分

なんだ、本人の告白じゃないのか。
又聞きか、又聞きの又聞きか、又聞きの又聞きの又聞きか、又聞きの又聞きの又聞き・・・で書かれたフランス語のニュースの翻訳が、編集者の手を経て、掲載されているわけか。
自分のレイプ未遂事件を真剣に思い出して損しちゃった。
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by hamster_paso | 2004-11-16 00:33 | 超わかり易い国際政治política

アラファト議長の亡骸、ラマラ到着、広場に空間が。

昨日、ヘリコプターでアラファト議長の亡骸は、’第2’の故郷、ラマラに到着した。

空港がイスラエルにしかないので、アラファト議長がパリに治療に行くときにも、今回も、外国の空港に頼らざるを得なかった。ガザには、EUが援助して作った空港があったが、それもイスラエルに破壊されてしまったのが理由だ。イスラエルの空港に行くためには、一日待っても通れるのかどうかわからない検問所があり、アラファトさんが治療に行くとて、通させてもらえるかどうかわからない。3年前からイスラエルによって水も電気も絶たれているという「官邸」で軟禁されていたアラファトさんが、通れるわけなんて、はなから、なかっただろうし。

どこかの新聞には、イスラエルで葬儀をやると、他のイスラム国が参列できない、と書いてあったような記憶がある。複雑だなあ。しみじみとそう思った。

そういうわけで、葬儀を’外国’で済ませた亡骸は、ヘリコプターでラマラの広場に到着した。
ヘリコプターを人々が囲みすぎ、ドアを開けることも棺桶を出すこともできない様子は、世界のかなり多くの人がテレビで見たはずだ。この生中継は、うちの衛星放送で見る限り、多くの国で放送されていた。フランスの扱い方を見ていたら、ブッシュ選挙で流した量と、ほぼ変わらないぐらいだった。わたしが見ていた時間がどちらも同じ長さだった、ということによるのかもしれないが。

さて、ヘリコプターのドアがあき、出棺開始。人々が車の動きにあわせて、潮のように広場から消えたのを、じっと見ていた視聴者もいることだろう。

そんな中、大きな問題が発生した。下の写真の赤丸で囲まれた部分を見てほしい。

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なんと、フランスiTELEのスタジオ解説者が、現地特派員に向けて、こう質問したのだ。

「どうして、そこに空間ができたんですか」

そんなこと聞くなよ、この大ボケ!

アラファトさん治療に全力を尽くしたフランスへの敬意のためか、広場では、パレスチナの旗にまざって、フランスとカナダの旗が風に揺れていた。
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by hamster_paso | 2004-11-13 20:17 | 超わかり易い国際政治política

ロナウジーニョ、マルカ表紙を飾る

11月2日のバルサーミラン戦で、89分目にすばらしいゴールを決めたロナウジーニョ。
雄たけびを上げ胸を叩いてカンポ・ナウを走り回ったロナウジーニョの姿は、ファンならずともまぶたに焼き付いて離れないはずだ。
Rマドリー選手以外はほとんど表紙にも取り上げないマルカでさえ、この扱いだった。

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白と黄色の文字が伝える題は「長い歯」。
ほめゴロ死かよ、マルカ。

元になっている写真は、これだ。 

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by hamster_paso | 2004-11-12 03:12 | サッカー Futbol