<   2005年 03月 ( 12 )   > この月の画像一覧

【写真】 トレドにはユダヤ教のお寺もある

カトリックやアラブだけではなく、トレドには、ユダヤ教のお寺もある。
サンタ・マリア・ラ・ブランカという名の、こぢんまりした、とてもきれいな教会だ。

b0051186_18521954.jpg


b0051186_18525732.jpg


その昔、日本では、織田信長や豊臣秀吉がまだ子どもだった頃くらいから、カトリック教会が異端審問をはじめたそうだ。キリスト教に改宗しないアラブ人やユダヤ人たちに厳しい処置をほどこしたので、彼らは北アフリカやヨーロッパの東、東へと逃げたという。モロッコ北部には、この時期逃げた子孫がまだ数多く残っており、イスラム系もユダヤ系も、今でもスペイン語を話しているという。トルコの方まで逃げたスペイン出身のユダヤ人もおり、彼らもまだ、スペイン語を話す。これらのユダヤ人は、『セファルディ』と呼ばれている。フランス語の新聞には、ユダヤ人という意味の「ジュイフ」ではなく、「セファルディ」と書かれていたことがあり、ほぉ。と思ったことがある。

イギリスやプロテスタントの国では、カトリックの総本山バチカンに反対する意味で、異端審問は残虐だった、という誇張したプロパガンダが定着しているようだ。
コメディの『モンティ・パイソン』のコントを見ると、よくわかる。
おばかな人がいたら、目をくりぬいた赤いKKK風衣装をまとった何人かが画面にパッと出てきて、「スパニッシュ・インクィジショ~~~ン、ダダダダ~~~ンン♪」と、そのお馬鹿な人たちをハリツケにするのだ。

けれども、アンダルシア出身の、ユダヤ人である友人は、異端審問は精神的な運動であり、言われているほど残虐ではなかった、とも話してくれた。彼はユダヤの血をひいているけれども、異端審問の時期にカトリックに改宗した家族の子孫なのだ。
日本では、カトリックに対する異端審問があり、それは酷かったらしい、という話を彼も知っており、複雑な気持ちで受け止めているようだった。

b0051186_18532533.jpg


『ユダヤ通り』には、ユダヤの祭具や本やCDを売るお店もあり、アンネ・フランクはやっぱり語り継がれている。しかし、もうユダヤ人のコミュニティも、礼拝も全く残っていないと、店主はちょっぴり寂しそうだった。
[PR]

by hamster_paso | 2005-03-29 19:22 | 超わかり易い国際政治política

【写真】 アラブのランプ

b0051186_7543398.jpg


トレドはキリスト教だけの街じゃない。アラブのものを売っている店もある。
今はカトリックだけれど、先祖はアラブ系というひとも、いっぱい、いる。
知り合いのヘズース(Jesus)さんは、その名前にもかかわらず、アラブの祖先を持ち、
チュニジアに遠い親戚もいる。

バルセロナの祖先はフェニキア人、しかし、プジョールの祖先はネアンデルタール人だそうだ。(ほんとかい?)
フランスとの国境、独立テロ組織ETAでも有名なバスク地方のバスク人こそ、
純ネアンデルタールの子孫だという説もある。

ラマンチャ地方をバスや電車で南下しながらモロッコのタンジェに入ったときのことだ。
モロッコの乗り合いバスに乗りこんで来る人々の顔が、あまりにスペイン人にそっくりなので、
びっくりしたことがあった。ラウルもモリエンテスもいた。
しかし、北方ネアンデルタール人のプジョールはいなかった。

このあたり、マレー系顔の日本人、北方系の日本人、というのと、感覚は似ているかも。
プジョール系がモロッコで目立たなかったのは、日本に匈奴系がいないのと似ているのかなぁ?
かつて住んでいた台湾から日本に帰り電車に乗るたびに、同乗者の顔を見ては、
何系、何系、とこっそり当てっこしたものだ。
中国系の多い町からもどったからか、日本人の顔が外地の人々とミックスしている状態が、
はっきり見て取れたのだ。とっても不思議な現象だった。なので印象に強く残っている。

私の顔はなにかというと、北方中国系だそうだ。
色白、一重目、顔は小さく、背が低い(156cm)
色白にかけては天下一品。白人より白いことが自慢。
頬骨は高くなくて、おちょぼ口。北方中国によくある顔なのかなあ?

みなさんは、何系ですか?
[PR]

by hamster_paso | 2005-03-27 07:56 | 超わかり易い国際政治política

【写真】 続・聖週間

まだまだ、聖週間は続きます。今日は「よき金曜日」という日だそうです。
キリストは、すでに磔上の人。両手のひらと両足の甲には太い釘が刺ささっています。
さぞ、痛かったことでしょう。……考えてみると、苦しそうな宗教です。

b0051186_3273247.jpg


去年、この頭巾を見たときには、正直言って、おののきました。
うっ、KKKだ!
即座に思いました。
これが、伝統なのかぁ。。。。。。イラクのアグレイブ刑務所のあの頭巾も、こんな形でしたね。

b0051186_3275851.jpg


「じゃあ、明日6時に、いつものところで」
なんて言っているわけ、ないか。
[PR]

by hamster_paso | 2005-03-26 03:36 | foto スペイン Spain

【写真】 復活祭の前夜に

b0051186_19421047.jpg


スペインをはじめ、カトリック諸国では、たぶんプロテスタント諸国も、今はキリストの復活前を祝う祭りの真っ盛り。スペインでは、「聖週間」セマナ・サンタと呼ばれています。
静かな行列が続きます。

b0051186_8271168.jpg


これが、キリスト受難の像。
b0051186_19482342.jpg

[PR]

by hamster_paso | 2005-03-24 08:31 | foto スペイン Spain

【写真】 世界の真ん中で、キッチュ

オスマントルコを破ったスペインのレパント海戦も、南米侵略も帝国主義も、トレドから始まったようで、トレド人は自分たちが世界の中心にいると思っている。
ギリシャのクレタ島から来た画家のエル・グレコでさえ、トレド人に言わせると
「世界で一番偉大な画家」・・・・・・ほんとかぁ?(グレコはトレドに住んでいた)

しかし、地元トレド人はまだ、気付いていないだけだろうが、もしかしたら、
トレドは果てしなくキッチュな街かもしれない。
なぜなら、こんな兆候を発見したからだ。

b0051186_9212167.jpg

ただでさえ怖いこのお姉さんを下からのぞくと、もっと怖いし。
b0051186_9213995.jpg


そもそも、チョコレート付きのまずそうなドーナツとパイナップルとスイカとメロンと赤キャベツとミネラルウォーターとコーラとビールを同じウィンドウに並べている店も、あるし。
b0051186_922368.jpg


何しろ、こんなに弱々しく倒れている馬の人形もある。
b0051186_9223011.jpg


大体、よく見ると、この馬、鼻血を流している。倒れかけられているミニカーも、大変だろう。
おもちゃ屋のウィンドウなのだけれど。誰が買うのだろうか。気になる店先だ。
[PR]

by hamster_paso | 2005-03-22 09:37 | foto スペイン Spain

【写真】 ウッキッキ!

やった!やった!今日も仕事が終わった~~~!
昨日撮り歩いて送った写真がボツになりそうな雰囲気なので、今日はまた新たに撮り直し。
でも、昨日よりもずっと気に入った写真が撮れたし、送信もできたし!
めでたい夜には、明るい写真を。先回、取材先で出会った子たちです。 
彼女たちの顔を見ているだけで、ハッピーになれるのだ!

b0051186_9312952.jpg


b0051186_9315553.jpg

[PR]

by hamster_paso | 2005-03-20 09:39 | foto スペイン Spain

【写真】 ペルシャネコ

試験勉強しなきゃいけないときに限って、マンガや小説が読みたくなって結局夜更けまで好きなことをしてしまったという経験は、皆様にもおありでしょ?

いや~~~、実に、まさに、この状態のワタクシ。
週末いっぱい(つまり今日明日)の締め切りが4つもあるなんて、脳みそからもう煙が立ち始めています。(本当は5つあったのだが、ひとつは先ほど終わらせたばかり)
とほほ、週末全部終わらせても、まだ2つ、もっと遅い締め切りのが残っている。

ブログのカレンダーに白紙がおおいのも、この理由でした。
ううう、みんなのブログを訪れては刺激を受け、克己の精神で、オノレの脳天に喝をいれ、元気を取り戻しているところです。自分を痛めつける楽しさもあるし。マゾみたいな、パゾです。

というわけで、フォトショップで遊んでみました。写真には一枚を除いて修正を加えたことなかったのだけれど、ちょっとはまりそうです、色遊びに。
かつて、白黒に透明な色インクで色を塗っていた感触を思い出しました。

b0051186_21192992.jpg

[PR]

by hamster_paso | 2005-03-19 21:21 | 生活のこと mi vida

美しい農村がまた、破壊されるかもしれないという狂気

昨日、ふるさとの友人から届いたメールに、目を丸くした。
金太郎でも有名な足柄山のある、豊かな農村地帯に、恐ろしい建物が建つという。
体中が震えてしまうほどの怒りを覚えた。

以下、そのメールをご紹介します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

のどかな足柄に降ってわいた巨大ゴミ処理(焼却)施設の計画エコループ。山北町民主催の集会が開かれるようです。

3月19日夜6:30から、場所は山北中央公民館です。駅から歩いて5分ほど。
先日エコループの勉強会にいってきて、概要を知りました。
とても採算が合うとは思えない、恐ろしくずさんな計画です。巨大な溶融炉でもってなんでもかんでも燃やしてしまい、熱で発電、自治体に売るという計画です。

そこに、神奈川県中のゴミが集められるというのだから、どんな汚染が引き起こされるか、想像するのもこわいです。また、それが止まってしまうと、毎日出るゴミの行き先がなくなります。どんなにコストが掛かろうが、もはや止められません。

ゴミは出るから仕方ない、ではなく出さない暮らしを創っていきたいですね。
当日は地権者の方々も多数来ます。反対の声が大きいなら、(エコループの会
社に土地を)売らないと言ってくれています。
地権者の人達ががんばってくれれば、この計画はまだ止められます。今回の集会は大きな分岐点になると思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

下の写真が、わたしのふるさと、足柄(山北)に近い小田原の農村の風景です。

b0051186_9404886.jpg
b0051186_941841.jpg


子どもの頃は、春にはレンゲが咲き乱れ、初夏には蛍が乱舞し、夏にはお父さんと鮎釣りに行き、秋には稲刈りを遠めに眺め、冬には稲の根本に立つ霜柱を踏みながら学校に行っていました。この自然を、守りたいし、取り戻したいです。蛍、すごく減っちゃったから……。
[PR]

by hamster_paso | 2005-03-19 09:46 | 日本の問題 Japon

写真ブログめぐりは、とっても楽しいのだ!

昨日は、大きな仕事の締め切り。編集者さん、今回の取材内容を気に入ってくれるかしら?
とドキドキしながら仕事を仕上げていると、いつの間にか朝の6時。メールし終わったとたん、睡魔に襲われ、昼頃まで爆睡。目を覚ましてぼんやりしていると、国際電話が入り、とても気に入ってくださっていることを伝えられ、嬉しくて舞い上がってしまいました。電話のあとにPCを開くと、メールまでくださっていたのでした。ホーッ!っとやっと胸をなでおろすことができました。
カメラウーマンのサンドラちゃん、本当にありがとう♪

これまでプロのカメラマンとご一緒することも多く、写真のいろはを一生懸命教えてくれる友達もいたが、自分が本当に興味を持つまでは、いくら教えられても覚えようとはしなかった。今から思うと、なんと勿体ない!! まったく、自分に腹が立っちゃうわっ。
写真と付き合い始めてもうかれこれ十数年たつというのに、露出や速度の数字を覚え始めたのはごく最近。NIKONのD70を購入してからのことだ。

自分であれやこれや手探りで覚えていくうちに、写真の撮り方、機材、レンズの違いなどに興味がどんどん湧いてきた。プロが開く写真系ブログを覗き、彼らのリンク先を訪ねるようになると、今度はデジタルカメラが日本では空前の写真ブームを呼んでいるのだ、ということに気がついた。

だれがプロでだれが素人か、その境目がもう、ぜんぜんわからない。美しい写真、心を奪われる写真ばかりが目に飛び込んでくる。すごいセンスだなあ。それに、みんなのびのび、自分の好きな対象をカメラに収め、作品を自慢し、見る側も礼儀正しく、愛情を込めて、コメントを送っている。いいなあ~、温かいなあ。写真を見るだけではなくて、コメント読むのもひとつの大きな楽しみだ。

いろいろなサイトを訪れていくうちに、大きな輪ができていることにも気がついた。おなじみさんが同じサイトを周り、コメントを残す。訪問を受けた人もお客様のサイトにお邪魔し、またリンクが広がっていくようだ。コミュニティーって、こうやって出来上がっていくんだ!ちょっと感動。
人気ランキングや訪問者数が楽しみな人もたくさんいて、偏差値の好きな日本人っぽいなあ、ってちょっと突っ込みいれたくもなるけれども、あの手この手で読者を楽しませる写真や記事が本当におもしろくって、やっぱり微笑んでしまう。

ああ、自分のブログも更新しなくっちゃ、と思いつつ、つい外でブログめぐり。インスピレーションをいっぱいもらって、あれも書きたい、これも書きたい、となるころには、明日のお仕事のための就寝時間になっている(たいてい夜半すぎ)。

身体を壊すのが一番怖いから、やっぱりきちんと休んで、お水もいっぱい飲んでいる。
ワインをたくさん飲んでしまうので、肝臓をきれいに保つために、多量の水が不可欠なのだ。
ワイン酒造をたくさん訪れ写真に収めたいなあとも欲張りたい身には、特にネ。

さてと、私が撮りたい写真はな~にかな? 
物語の詰まっているような写真がいいな~。というか、撮ること自体が好きなのでした!
写真って、はまり出したらきりがないですね。

b0051186_18292938.jpg

[PR]

by hamster_paso | 2005-03-18 02:32 | foto スペイン Spain

【写真】 車から覗いた街

今日は、フォトグラファーと一緒に朝から取材に出た。彼女が買い物に出るというので、わたしは車に残り、無味乾燥な路上を観察をすることにした。プロの横で写真修行にいそしんでいたわたしは、気持ちがとてもカメラモードだったので、おもむろにカメラを取り出し、フロントグラス越しに、白昼の路上を眺め始めた。まるで、箱男ならぬ、箱オンナ。

写真機持ってあちこち写しているうちに、なんだかスパイや探偵になった気がしてきた。そのうちに、誰かに怪しい人が盗撮していると通報されるかもしれない!という妄想に取り付かれ、ひそかな興奮を抑えつつあたりを警戒し始め、身をかがめて外を見回してみた。

誰もいない街角……。おや、ブラインドから人影が引く気配がっ!
白昼の路上は、ひそかにチミモウリョウが渦巻いているようでした。←想像しすぎか?

カメラマンのサンドラちゃんの車はアルファロメオ♪オーディオの記念撮影をしときました。
b0051186_1125679.jpg


どこの国にも、働く人はいるものです。白人も肉体労働するという現実が、今も時々不思議に映るということを、白状しておきます。スーパーのレジとか。清掃員とか、ごみ処理の人とか。
b0051186_1131852.jpg


我がアルファロメオの横に止めてあった古いルノー。
狂信的カトリック信者らしい、赤いステッカーが張ってあった。
b0051186_1133748.jpg


これがスペインのアパートだ!味も素っ気もない。あ、洗濯物に生活の匂いが染み込んでいるかもね。
b0051186_1135620.jpg


ただ車に残されていただけだったら、つまらなすぎて死んでしまいそうな時間になるはずだったが、写真機のおかげで、コーフンしながら過ごすことができた。写真の力って、すごいのだ!
[PR]

by hamster_paso | 2005-03-16 01:52 | 生活のこと mi vida