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映画「バベル」と移民

映画「バベル」を見ました。
友人に誘われて行ったので、何の前情報も得ずに見たので、
(菊地凛子ちゃんがオスカー候補だということは知っていたけれど)、
移民が非常に重要な役割を占めている映画だということに、目が釘付けでした。
映画を見ている最中は、物語の展開の仕方に不快感を覚えて、
地球はもう少し美しいはずだと心の中で抗議していたのだけれど、
最後に出てくる東京の夜景を見て許す気になりました。
東京に帰りたいなあ。だから、この映画を許しちゃったのかなあ。

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by hamster_paso | 2007-01-30 19:42 | 移民問題 los inmigrantes

昼下がりのカフェ

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2005年秋のパリ。
シテと呼ばれる”移民街”が暴動に揺れていた頃。
近頃、スペインとフランスの移民の取材で考えさせられることが多く、
2年前に撮った写真を思い出しました。
しばらくそれらを載せようと思います。
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by hamster_paso | 2007-01-28 23:39 | 移民問題 los inmigrantes

お米と六ヶ所村

スペインでもお米を食べます。パエリヤがそもそも、お米の料理ですよね。
アフリカ人も南米人もお米をよく食べるんですよ!これを知ったとき、最初は目からうろこが落ちるように驚嘆したけど、「そうか、世界共通の食品なんだ!!」と世界のみんなと共有するものがひとつ増えたような気がしてうれしかったですねぇ。
だから、スペインにもアフリカにも水田があるのです。
でも、アフリカでは、タイやミャンマーなどからの輸入米もたくさん目にしました。

ところで私は、お米を鍋で炊きます。米1に対して水は手の甲がひたひたになるくらい。数字で言えば、1:1。それを最初、強火で炊き、吹いたら弱火にして、プツプツという音がしなくなるくらいまで待ちます。そろそろというとき、箸をさし、水気がなければ火を消します。鍋で炊くごはんもおいしいですよ!!

こちらでは、お米は1キロ100円前後。なかなかのものです!
でも、東北地方のお米と比べては罰が当たってしまいますね。あれほどおいしいお米を探せということ自体、至難の業なのですから。

……だから、日本中の原発55基で使用されたウランが運ばれるという六ヶ所村の『核燃料再処理工場』の話を聞くと、背中が凍り付いてしまいます。今年の夏の本格稼動が秒読みだそうです。その周辺では通常の原発から出る放射能の1年分の量が、たった1日で排出される、とのこと。 
六ヶ所村あたりって、米どころ、ですよねぇ。
おいしいお米、もう食べられなくなっちゃうのですか???

ウラ覚えなのですが、ある記事では、六ヶ所村付近の高校生の女の子達が、髪の毛が多く抜けるとか、将来の出産が不安だけど言ってもしょうがない、と諦めている、というようなことを伝えていたように記憶しています。六ヶ所村付近では、すでに水が汚染されているのだそうです。
実際のことが、知りたいです。

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みんなも考えるけど、私も考える。考えているばかりじゃしょうがないけれど、考えなければ始まりませんものねぇ。

「六ヶ所村ラプソディー」という映画があると、友人が勧めてくれました。

http://www.rokkasho-rhapsody.com/index2

六ヶ所村で暮らす人々はどのように感じているのか、関係者の対応は?など、2年間にわたる取材を通して描いたドキュメンタリーだということで、日本の多くの場所で上映されるそうです。お近くの方、都合がついたら、足を運ばれてはいかがでしょう?

1/6~2/9 東京都・ポレポレ東中野 アンコール上映
1月13日(土)岡山市・三丁目劇場
1月20日(土)愛知県・名古屋市女性会館
1月27日(土)石川県・金沢市・聞善寺本堂
1月31日(水)埼玉県飯能市・私立自由の森学園
2月3日(土) 長野県伊那市
2月10日~12 山口県・山口市
2月17日(土) 兵庫県姫路市
2月18日(日) 大阪府高石市
2月18日(日) 群馬県 桐生市 桐生有隣館
2月22日(木) 神奈川県横浜市
2月23日(金) 高知県高知市

また、坂本龍一氏の六ヶ所村問題を考えるHPは、こちらです。
http://stop-rokkasho.org 
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by hamster_paso | 2007-01-14 23:51 | 日本の問題 Japon

催眠術

新年早々ですが、うちで流行しているものをお教えしましょう。

それは、うさぎの催眠術です。

ニャメを膝の上で仰向けにし、頭をなでてやるだけなのですが・・・・・この表情です!

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その日の調子(機嫌がいい、緊張している)などにも関係するようですが、
催眠術が成功すれば、1分以上、ぴくりと動くこともありません。
そして、ある瞬間、はっと我に返ります。
我に返るときは、周りを見まわし「わたし、今、なにしていた? ここはどこ?」という表情になります。

なんなんでしょうねぇ、うさぎって。

ウサギの物語は、まだまだ続きます……。
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by hamster_paso | 2007-01-08 22:23 | こうさぎニャメ mi conejo

2007年。モロッからも、おめでとう!

みなさま、新年明けましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました♪

あわただしい1年も過ぎようとしていた12月27日の夜10時が、仕事納めでした。
「この年の疲れから完全に解放された!!」と気が緩んだ翌日から、寝ること、寝ること。
この1週間、起きるのはほぼ昼でした。
真冬に温かいふとんの中でごろごろするって、なんて気持ちいいの~!
どこにも行く必要がなくて、誰からも急かされない時間は、甘くてゆるゆる。

それでも真昼の太陽が部屋に差し込む光を見ると、「ああやっぱり起きよう」という気持ちになって、起きることに。
芋虫の脱皮のように布団から這いでて、ガスストーブを点け、厚手のセーターを羽織ってから、コーヒーを入れようと台所に行くと、白いタイルの壁もガス台も天窓から洩れる陽をうけ、光の中に浮かび上がっているようで、「まあ雑誌みたい」と、わたしはうっとりした気分に浸るのでした。

暮れに、往復4時間はかかる中華食材屋さんへ行き、切れてしまった醤油やオイスターソースなどのタレ類、豆腐、湯葉、どんこ、たけのこの漬物、数種類の麺類、そして韓国で「トック」、中国圏では「年カオ」と呼ばれている小判の形をした米の餅を購入。トックはお雑煮に入れるお餅の代わりに使うので欠かせません。
中華食材屋さんのそばにある韓国食材屋さんでは、マドリードに来たときは必ずここで買う手作りキムチ、ジャージャー麺のタレ、辛子味噌を入手。韓国食材屋さんのトックは、一袋の量が多い上、少々高いので、ここでは買いませんでした。
「正月は中華!」と決めている私。どんな苦労があろうと、年末の中華買出し作業は怠れないのです。

とはいえ三が日は、ちゃんとお雑煮作ったんですよ。元旦と二日は鰹節・鶏のささ身・どんこで、三日は昆布とどんこでだしをとって。
昨秋買った圧力釜で作るので、早いこと、早いこと。圧力釜がないときは、コトコト煮出すために早起きしていたのに。圧力釜のおかげで、寝坊したって大乗仏教!

お雑煮には、だしに使う食材以外に、サトイモの代わりのジャガイモに人参、ほうれん草、トックに卵、みりんのかわりの砂糖を少々。醤油には、中国産の薄口醤油。高いキッコーマンの7分の1のお値段なのに味はキッコーマンに似ているんです。中国の醤油には、九州のたまり醤油に似た濃いものが多く、それらも非常においしいので、何種類か手元に置いておいて、用途に合わせて使うのもいいかも。

ラーメンの液(つゆ)を作るとき、私はよく醤油とオイスターソースを半々入れます。味噌ラーメンの液のようになり、美味。ふと思いついてモノの試しにとやってみたところ、口にしたとたん感動で涙が出て体が震え舌がその味を覚えてしまった日以来、私が自信をもってお奨めしている組み合わせです。

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モロッコのおてんば娘からも、”新年快楽”!!アラビア語では何というのでしょうねぇ?

彼女は、私がモロッコで泊まっていた宿のそばのレストランで馴染みになった女の子、ジャスミンちゃん(19)。本音トークで、態度もあけすけ。お客に人気のジャスミンだけど、その真っ直ぐな話し方には、私もすぐに引き込まれました。

「サウジアラビア? お堅くて、行きたくなんかな~い。エジプトなら行ってみたいな」
「パレスチナ? ドンパチやりに行ってどうする?私が探したいのは仕事」

そういう彼女が目指すは、スペイン。

「掃除婦でもなんでもするわよ。モロッコから出たいったらありゃしない! 一日も早く! 
お金? お金よりもほしいのは自由。私が身を粉にして働いても、家族は金よこせ、金よこせってしか言って来なくて。もうたくさん! 自分のための人生がほしいの。
あ~あ、頼りになるツテどこかにないかしら……。
たった紙切れ一枚のことなのに、なんでこんなに苦労しなくちゃいけないの?」

モロッコのパスポートを取るのは簡単だけど、スペインの入国許可を得るのが至難の業。

夏に旅したブルキナファソでは、

「君たち、こっちに来るのは簡単だろ。でも僕たちが出るのはすごく難しいんだ。不公平だよ」

という男の子にも会ったっけ。

ちなみに、ジャスミンを撮影した場所は青空市場の衣料品店。
ここで売られているものは、”先進国”からの(おそらく)善意の援助品。古着であることがひと目で分かります。
以前、スペインに住むマリの青年と話していたときも、「日本が援助してくれた食料品が市場で売られている」と教えてもらいました。彼は憤っていました。いや、憤りを通り越して、アフリカの政治と背後でアフリカの政治家を操るフランスなど欧米諸国にあきれ果てていました。

あ、朝寝坊の話から、中華食材の話になって、いつのまにか日本の援助にまで話が及んでしまったわ。でも私の胸のうちでは全てが繋がっていて。
私の知る限り、読んでくださった皆様のお胸のうちでも、きっとそうでしょう?
うふふ、図星ね。今年も宜しく!
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by hamster_paso | 2007-01-04 00:48 | 移民問題 los inmigrantes