【写真】 サンチョ・パンサのごちそう

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スペインのゴミネタに、取って置きの一枚!!

これはなんと、生ハムを食べてしまったあとの、豚足です。

さすが、スペイン! だと、当初は思い、おもしろがって写真に撮ったのですが、今は違う!
「なんともったいない」に、感想が変わりました。

この骨をナタでぶつ切りにし、なべに突っ込み、ヒヨコ豆と玉ねぎとにんにくとじゃがいもと
にんじんと、豚の血の腸詰と、臓物やら豚の耳やら、牛肉も羊の肉も、ざくざくっと突っ込んで、コトコト何時間も煮ると、なにしろ生ハムの骨だから、甘くて、適度に塩味が効いている、
こってりとした、本物の’とんこつ’スープができあがるのです。
もちろん、塩など加える必要は、なし。火にかけるだけで、自然の味がどんどん、出るのだ!
おまけにコラーゲンもたっぷり出るのだ。なのでお肌にも、ばっちりです。

こうして作ったごった煮は、小説『ドン・キホーテ』のなかでは、「オーリヤ・ポドリーダ」と名で呼ばれている歴史ある食べ物。
今では「コッシード」という別名の定着している、スペインの人気料理です。

食べ物に執着しないことが騎士だというドン・キホーテと反対に、食べるためなら大統領の座をすててもかまわないほど食いしん坊の従士、サンチョ・パンサの大好物でもあります。
(今、ちょうど、関連の仕事をしているので、にわかに詳しくなっているのだ!!)

わたしの経験では、何にも入れなくて、骨を煮込むだけでもOK!
この煮汁を、ラーメンの汁はいうに及ばず、野菜炒めにちょろっとかけても、おじやを作っても、
和洋中、なんにでも合うのです。

こんなおいしいものを、ひょいっと捨てちゃうなんて、お前さま、なんて罰当たりなんだい!

サンチョだったら、そういいながら拾ってがぶりついていたかもしれません。
いやあ、本当にもったいないなぁ!
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by hamster_paso | 2005-04-05 08:17 | foto スペイン Spain