パリの、ある結婚式

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週末、パリまで結婚式に行ってきました!
新郎はエリート公務員、新婦は富豪の令嬢だったので、
「どんなに華やかなのかなあ」
引き出しの中のわずかなホーセキを取り出してはため息、
洋服ダンスの衣装を引っ張り出しては腕組み、
「こんなので大丈夫かなあ……」
冷や汗かきかきトレドを後にしました。

ところが当日の朝、式場となる市役所に着いてびっくり。
参列者は、せいぜい「ちょっとお出かけ」程度の服装で、
ノーネクタイの首元に擦り切れたTシャツを覗かせている人(新郎の親友)までいて。
私がまとったのは、60年代風ビンテージのドレス。素材は絹で、糸は金色。
そして、スペインの結婚式ではよく見かけるつま先の尖った布製のサンダル(しかも銀色)。
「ああ、やりすぎた!」と、今度は逆の意味で恥ずかしくなりました……。

新郎はシンプルなアイボリーのスーツ、新婦は白のワンピース。
招かれたのは、親族と、新郎新婦の親友たち。
市役所で結婚証明書に二人で署名するという簡単な式を済ませた後は、
新郎の両親の行きつけのフレンチレストランで季節のお料理を堪能しました。

夜は夜で、サンマルタン運河に浮かぶ船を借り、
紙の皿にプラスチックのナイフとフォーク、自分たちで準備した料理やワインを並べ、
ビュッフェ式のおしゃべりパーティーを開催。
昼間参列できなかった友人たちが集まり、深夜まで歌ったり踊ったり。
就職したばかりの二人による等身大の結婚式は、実に質素でさわやかでした。


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by hamster_paso | 2008-09-25 01:00 | パリ Paris